オタクモラトリアム

はてブロ初心者 若手俳優関連のこと書いていく

今更鎧武を見た

こんにちは、まてぃです。

最初の記事は現場のこと書きたかったけど仮面ライダー鎧武について書いちゃう。諸事情で2月が人生で1番暇だから毎日プロフェッサーと主任について考えてたな~。冗談じゃなく起きてから寝るまで考えてた。どんだけ暇なんだよ、ウケる(ウケない)普通にネタバレしてます。ご注意ください。

 

 

 

いや~、私電王の世代なんですよ。ゆーて1X年前の話なんでうろ覚えもいいところなんですがなんかさ、なんていうかさ、仮面ライダーってもっと話分かりやすかったよね!?!?!?てかあんな展開読みにくくないよね!?!?!?とまあなるくらいストーリー展開にびっくり仰天。さすが虚淵玄さんやな…。(仮面ライダー適正年齢のテレビの前のボーイ達は毎週どんな気持ちで観てたんだろうな)しかも序盤なんてハローーー沢芽シティーーー!!!ってな感じだったじゃんダンスだったじゃんこれがお前らのやり方かーーーーー!!!中盤で雲行きが怪しくなり終盤なんてもうさ……それはやだな〜っていう展開を、煮込んで水分飛ばして濃縮したみたいな。そんな感じ。

正直くぼたのゆうきさんが出てるからって見始めたんだけど本当にストーリー面白くって気付いたら見終わってるみたいな感覚でした。主任推しだったはずが途中からプロフェッサーも推してた。よく考えたら私、折原臨也を推してた過去があったことを思い出して納得したわ。ジオウだとウォズが好き。(察して)

 

鎧武見てて、正義とは何か、何が正義なのか、人とは神とは世界とはみたいなことを頭足りないながらに思った訳ですよ。んで、こっからはキャラごとに書いていくね。

ここからは俺のステージだっ!!

 

葛葉紘汰

何を隠そう主人公。The熱血主人公。お人好しで人を疑わない。自然と人から慕われる。でも最初の方からなんかこいつやべーなって思ったんですよ。中盤ではっきり分かりました。葛葉紘汰という人間は、妥協ができなくて、あとなんていうか頭が弱い(笑)絶対許さない許さないそんなの駄目だ絶対駄目だ言っときながらじゃあどうすんねん言われるとそれは…ってなるじゃないですか(偏見)極端に言えば考えなし、なんですよ。個人的に熱血主人公に対してアレルギー(これをアンパンマンアレルギーと勝手に呼ぶ)を持っているんでダメだっていうのもあるんですけど特にその中でも葛葉紘汰って特殊だと思うんです。葛葉紘汰推しの人、ごめんね。虚淵玄さんが言っていたんですが葛葉紘汰のキャラクターは演じる佐野岳さんの明るさから影響を受け、少々問題のある人物として描いていると言っていたのを見て、安心しました。私の偏見ではなく葛葉紘汰は変人だった。(安心すな)(偏見もすな)

葛葉紘汰は最終的に神となり遠い宇宙の惑星へと飛び立った。………は?は?ってならん??最終話。私はなったよ!!なんやねん!!神になるってなんやねん!!わけわからんわ!!!これだけ見るとこうなるけど、まあ作品見てたらへぇ〜~って納得できちゃった。鎧武こわ。感覚狂ってるやんけ。(褒めてる)徐々に話を壮大にさせていくんだなぁ〜~宇宙の広がりと同じだなぁ〜〜~

中盤で葛葉紘汰と呉島貴虎は協力関係になるんですけど2人のの共通点は騙されやすいのと鈍感な所だよね〜。舞ちゃんとミッチからめちゃくそに熱い視線()を向けられてるのに全然気づかないし。やばくね?気づけよ。でも気づいてもミッチのこと許してるしね。やばいやつじゃん、やっぱり。

全体的に葛葉紘汰というキャラクターは苦手だったんですけど、まあ彼のような主人公だからこそ悪役がより悪になるわけであって、虎穴に入らずんば孤児を得ずという慣用句もあるように熱血主人公がいなければぶっ飛んだ悪役は出てこないんですよね。だから彼のことは嫌いではない。彼がいなければ私の大好きな悪役は出てこないから。彼はとにかく曲がったこと間違ったことがたとえどんな理由であれ許せなくて、目の前にいる人を助けるような人だと思うんです。だから葛葉紘汰の正義は目の前の人を助けることなんだろな。そう考えると最終的に始まりの男となって始まりの女になった舞と遥か遠くの惑星に旅だったことはある意味1番辛いことだったのかもしれないと思った。良くも悪くも、一癖あった熱血主人公だったな~。(当社比)

余談ですか演じた佐野岳さんのアクションすごくて普通にすごかったです(語彙力)

 

駆紋戒斗

いやまじ最初、なんやこいつめちゃんこ嫌な奴やん脳筋めんどくせぇ〜~とか思ってた。ごめんね、めちゃくそ頭キレるやん。個人的見解だけどなんつーか、戒斗さん女と絡み多かったよね…?いや、舞ちゃんとヨーコさんの2人ともとあんなに関わったの戒斗さんだけやない?なかなかやるわねぇ~〜~ちなみに私はヨーコさん好きなので最期に戒斗の腕の中で息絶えたところ泣いた。だってあんなにめちゃくちゃ強いヨーコさんビルから落ちても死ぬわけないと思ってたし…。ヨーコはヨーコ…。

なんかヨーコさんについて語ってしまいそう、強い女大好きだから。戒斗さんね、戒斗さん。強さを求め続けた駆紋戒斗。最初に嫌な奴やんって書いたけど意外とこういうクールな貫きキャラ、嫌いじゃないのよね。ザックやペコはチームバロンが負け負けだったときも戒斗に従ってたわけだし、そういう人って人がついてくるよね。強さ求めすぎて最終的にプロフェッサーの理解すら超えてロードバロンになって世界を創り変えようとして葛葉紘汰の最後の敵になった。共闘して外部からの敵に立ち向かうんじゃなくて途中の共闘はあるけど最後の最後の倒さないといけない相手がガチモンの悪役という訳でなくお互い認めあってる相手だっていうのが鎧武らしいですね。強さにかなりの拘りがある戒斗さんですが、その最期は葛葉紘汰にお前は強い、と残します。戒斗さんにとってその言葉を言うことは、最高の称賛ではないでしょうか。戒斗にとっての正義とは強さですね。分かりやすくてよかったです。作中で何度も強さ強さいうてはりましたもんね。個人的に御神木に転生したの若干ツボでした。すいません。

演じた小林豊さんとのギャップが凄すぎてキャスト座談会おもろかった。運動神経〜~

 

呉島光実

ミッチ!!光の天使から闇堕ち堕天使になったけど最後までめちゃんこかわいかったぞ〜~!!素直に紘汰さん舞さん大好きなミッチもお前ら全員舞さん以外死ねみたいなミッチもかわいいよ〜~!はぁ〜顔がいいーーー!!!それはそうと演者は今をときめく若手俳優高杉真宙くん。私は鎧武を見て高杉真宙くんの良さに気が付きました。やっぱ当時17歳くらい(?)であの2面性の演技をするっていうのは素人ながらすごい事だと思うし誰よりも難しい役だと思うけど本当に上手だなと勝手に思いました。(年齢うろ覚えごめんなさい)

んでもって呉島光実ことミッチ。彼はチーム鎧武の頭がキレる末っ子と呉島貴虎の弟である呉島家のお坊ちゃまという2つの顔が最初にありました。それが話が進むにつれどんどん闇が見えるようになっていき、兄を見殺しにする、海へ突き落とす(呉島主任かわいそすぎて見てらんなかった)や、黙ってろクズ発言等々本性を隠さなくなっていきます。それでも葛葉紘汰を殺そうとするときは躊躇い、兄を殺した後兄の幻影に苦しめられているので、サイコパスではない。プロフェッサーには兄より頭が切れると言われ、シドと交渉し戦極ドライバーを手に入れかなり能力は高いですね。兄がつるむ相手があかんのも見切ってるし。でも高い能力の裏腹にメンタルめっちゃ年相応かそれ以下なんだよな。だからプロフェッサーに騙されるしオーバーロードに利用されるし。そーゆーところ血縁感じるな。鳳蓮さんも言ってたけどあの子が1番大変って本当にそれな。実は私は勝手に鎧武のもう1人の主人公は戒斗じゃなくてミッチだと思っています。現代の子ってさ、私もその世代だから偉そうなんだけどあんな感じな面あるじゃん?簡単に言えば、素直に正直に生きろってメッセージかな~って勝手に解釈した。逆に姑息な手使うなよ痛い目見るからな〜ってのもある。最後の方の兄さんに対する懺悔の心が痛々しいほど伝わってきて。兄さんが目を開けた時の表情がもう…ぉおん呉島兄弟…。だから最終話とMOVIE大戦見て泣いた〜特に兄さんとの共闘シーン泣いた沸いた。ミッチにとって神は紘汰さんと舞さんだった。途中から舞さんだけになるけど。ミッチはこれから成長しかないんだから!未来しかないから!兄さんと仲良く会社経営してね!!

 

呉島貴虎

私だ。

目力と鼻の高さとスタイルが良すぎる。優勝。上司になって。シャワーシーンで沸いた。作内で1番強かった(生命力的に)のは呉島主任。まずね、呉島貴虎とかいうこの字面から感じる重厚感。はぁ、好き。大人の男って感じたまんねぇなぁ!!とまあ演じた久保田悠来さん曰く主婦の心を掴む、とのことだそうで呉島貴虎。この設定で掴めない主婦っているの~〜??全主婦好きでしょ~〜~!!(多分そうでもない)はい。すいません。私は主婦ではありませんが好きです。

呉島貴虎という人間はとにかく筋が通っていて自分の目標を果たすことに努力を惜しまない人間だと思うんです。その代わりに視野が狭い。だからプロフェッサー一味に裏切られミッチから裏切られる。27、28話はしんどいものがありました。1番大切にしている人達から疎まれていた。そしてそれに1ミリも気づいてない。でもそこが呉島貴虎の良さであり甘さであって。鈍感すぎて気づかないんかいっ!ってめっちゃ思った。最初は極悪人か!って感じだったけど徐々に悪人ではないのが明らかになっていくにつれてなんていうかヒロイン的要素すら感じてしまう。純粋すぎるというか綺麗すぎるんだよな。だからきっとミッチは36話で海に主任を突き落としたあと、良心として主任が出てきたしプロフェッサーは外伝とMOVIE大戦で僕が認めた男って言ってる。その高潔さが呉島貴虎の強みであり弱みでもあるんだろう。

呉島貴虎にとって正義とは人類を存続させることで、そのための切り捨てる覚悟やらノブレス・オブリージュやらなんやらで色々なものに絡みつかれてる人生なんだなって感じた。その自己犠牲のようなものの対極にいるのが戦極凌馬だから2人は決定的なところで理解し合えなかった(主任は気づいてない)んだろうな。

なんか真面目に書いてたらクソつまんないし頭悪い文になってた。やめよ。結局何が言いたいかって言うと呉島貴虎は最高の人間だったってこと。外伝もエモかったぞ〜~!!まあ女とのラブシーンは解せなかった。ごめんね。呉島主任の夢女より。最後に舞台版仮面ライダー斬月おめでとうございます。

 

戦極凌馬

全部私のせいだ!

プロフェッサー!!あなた本当にいい趣味してますよ!!!ていうかね、顔がいい〜〜〜!!!あと足が長い細い髪型がすこすこのスコティッシュフォールド。そしてネギシャツ!短パン!良くも悪くも鎧武で1番印象に残ったキャラクター。マッドサイエンティストで主任に人類はお前の発明にかかってる的なこと言わせちゃうプロフェッサー天才オブ天才。

才能の塊だよね。自分でも言っちゃってるけど。舞ちゃんをさりげなく殺したあたりマジモンのマッドサイエンティストで最高だよ。さて、そんなプロフェッサーの私が一番好きなところはもちろんこの狂気じみた発言やら演技やらなんやらでもあるんですけどやっぱ呉島貴虎を神にしようとしていたところですかね。なんといっても27話の回想シーンが一番好き。湊耀子を見捨てて地球から一時脱出するなど自分の身を守るためなら簡単に他人を見捨てるプロフェッサーが戦極ドライバー実験中に危険な状態になった呉島主任を自らの危険を省みずに直接外しにいくところにプロフェッサーの当時の貴虎への盲目的な信仰心と期待が見えるよな~って思いました。その直後の病院のシーンであっさり絶望する訳だけど。そこもうちょっと深く掘り下げてよ〜~って思ったけどまあ仕方ないか、ニチアサだし。

戦極凌馬にとって呉島貴虎は神にするべき存在だった訳だけど、呉島貴虎は戦極凌馬の考える神の器ではなかった。だからもう彼は邪魔者でしかない。ですからオーバーロードのこと言おうとしてたけど言うのやめるし最終的に崖から突き落とすんですけど、外伝だと失望したけど認めてるって言ってるんですよね。エモいね〜。思ったんだけど呉島貴虎を殺した(と思ったら生きてるけど)戦極凌馬は黄金の果実を手に入れてどうする気だったんだろうって。呉島貴虎を神にするためにドライバーを作ってたわけだけど、もう貴虎はいないじゃないですか。自分が神になったのかな~。それとも貴虎が神になりたくなるようにでと仕向けるのかな。いくら考えてもわからんことだから仕方ないけど。

よくよく考えてみると戦極凌馬がいないと鎧武の世界救えないんだよね。戦極ドライバー開発されなきゃお話になんないし。プロフェッサーは紘汰達にとって良くも悪くもいなければならない存在だった。(良くも悪くも全部私のせいだ!)プロフェッサーは最後、人間を超えた戒斗に圧倒されて、自分の研究成果を使わずに人間を超えたことに怒りを露わにして、それを意外とつまらないって言われて(自分は貴虎につまらない奴って言ってるからほんとこの作品皮肉が多い)ビルから落ちて(貴虎を崖から落としてるからかここも皮肉)最期を迎えるわけですけどまあなんか、プロフェッサーぽい死に方だなーって思った。死亡フラグ建てずに死んでいくとことか。マジモンの悪役の死に方じゃん。MOVIE大戦ではメカ戦極凌馬として復活していたのめちゃんこ笑ったけど。

気づいたら主任より文章長くなってるじゃん!!長々と書いたのでこの辺で戦極凌馬についてはやめときます。話は少しそれますが演じた青木さんがサイレント復帰されたと聞きまして、賛否両論あると思いますが頑張ってほしいと思います。

 

 

 

 

 

 

さてさて、ここまで5人(書かなきゃお話にならん2人と私が好きな3人)について書いたわけだけど仮面ライダー鎧武という物語、壮大すぎて後世に絶対残すべきだしこれがもし本だったら1000年後古典として教科書に載るべき。軍記物語的な。アホなんでよく分かんないけど、たふん教育に使える所しかない。私は語彙力欠如オタクなんでエモいしか言えないですけどなんていうか仮面ライダー鎧武、本当にいろんな人の正義と欲望と神とが入り交じって大変おいしい物語でした。それで書いてて思ったんですけど、神がはっきりしている人には特に正義がなくて、正義がある人に神はいないんですよね。つまり正義って自分がその定義をしっかり持たないといけないから、自分を持っていると人間神を求めなくなるのかって考えになった。勝手に解釈の極みだけど。

とりあえず私にとっての神はしばらく鎧武だな~?信仰心湧いてくる〜~。他にも感想書きたいキャラクターいるんで気が向いたら鎧武第2弾やろうかな。DJサガラとか、ヨーコさんとか。ヨーコさん割と真面目に本当に好きよ。美脚。途中からこの作品、美脚楽しむコンテンツなんか?って思い出したもん。ヨーコさんプロフェッサー舞ちゃんあたりの脚好き。(キモオタ)

こんなクソ文長々と失礼しました。解釈違いあっても怒らないください。読むのやめることをオススメします。読んでくださった方、ありがとうございます。では次はちゃんと舞台の感想でお会いしましょう〜~